根羽村森林組合（大久保憲一理事長）は、環境省、経済産業省、経団連が創設した、循環経済パートナーシップ（J4CE）へ、全国の森林組合としては初めて加盟することになりました。「循環経済パートナーシップ（J4CE）」は、循環経済への流れが世界的に加速化する中で、国内の企業を含めた幅広い関係者の循環経済への更なる理解醸成と取組の促進を目指して、官民連携を強化することを目的としています。根羽村森林組合では、林業は循環経済のひとつであるとし、林業への理解や企業協力、支援など、森林環境の保全、保護活動を広めていきます。[2022/05/12]

循環経済パートナーシップ（J4CE）

“木”はおおよそ40年以上育てなければ、建築材として製品にはなりません。40年以下の木々は間伐材としてバイオマス利用が多く、エネルギー源として使用されます。
間伐材の別の用途は、家具、おもちゃ、食器類など身近な生活用品としても利用されていますが、木材の加工ができる範囲の製品となってしまうため、利用範囲が限られていました。今回、木を繊維化することにより布製品などへの利用が増え、間伐材の利用範囲が広がることが期待されます。